最終更新:2026年4月10日
「英語の会議で発言できなかった」「メールの書き方がわからなくて送るのが怖い」——そんな経験、一度はありませんでしたか。
英語での会議に初めて参加する場面では、周囲のネイティブスピーカーが次々と発言するなかでうまく言葉が出てこない、というのはよくある悩みです。しかし実務で英語を使い続けていくと、ビジネス英語は「知っている表現を使い回す」だけでも十分に通用する場面が多いと気づきます。スコアアップそのもの以上に、「実際の会議で通じる」という自信が大きな支えになります。この記事では、実際の職場で頻繁に使われるフレーズを場面別に100個まとめました。
会議・ミーティングで使うビジネス英語フレーズ

会議を開始・進行するフレーズ
ファシリテーターや司会役になった時に使う表現です。定型フレーズを覚えておくと、会議の進行が格段に楽になります。
- Shall we get started?(始めましょうか?)
- Let’s kick things off with…(まず〜から始めましょう)
- The purpose of today’s meeting is to…(本日の会議の目的は〜です)
- We have about an hour, so let’s keep things moving.(1時間ほどありますので、テンポよく進めましょう)
- Let me share my screen.(画面を共有します)
意見を述べるフレーズ
発言する時にもっとも使うのが「自分の意見を述べる」表現です。直接的すぎず、かつ曖昧すぎないトーンを心がけると伝わりやすくなります。
- From my perspective, …(私の視点では〜)
- I’d like to suggest that…(〜を提案したいのですが)
- One thing I want to point out is…(ひとつ指摘しておきたいのは〜)
- Just to add to what [name] said, …(〜さんの発言に付け加えると〜)
- That’s a valid point, and I’d also add…(おっしゃる通りですね。さらに付け加えると〜)
確認・聞き返すフレーズ
- Could you say that again, please?(もう一度おっしゃっていただけますか?)
- Sorry, I didn’t catch that. Could you repeat it?(聞き取れませんでした。繰り返していただけますか?)
- Just to clarify, do you mean…?(確認なのですが、〜ということでしょうか?)
- Could you elaborate on that?(もう少し詳しく説明していただけますか?)
- So if I understand correctly, …(つまり、私が正しく理解していれば〜)
カジュアル vs フォーマル:場面別フレーズ比較
相手との関係性や会議の格式によってフレーズを使い分けることが、伝わりやすさのポイントになります。
| 場面 | カジュアル(同僚向け) | フォーマル(上司・取引先向け) |
|---|---|---|
| 意見を述べる | I think we should… | From my perspective, I would suggest… |
| 依頼する | Can you send me that file? | Would it be possible to share that document? |
| 聞き返す | Sorry, what was that? | I beg your pardon, could you repeat that? |
| 同意する | Yeah, that makes sense. | That’s a valid point. I agree with your assessment. |
| 断る・保留 | Let me think about it. | I’d like to give that further consideration before committing. |
ビジネスメールで使う英語フレーズ
書き出し・挨拶のフレーズ
- I hope this email finds you well.(お世話になっております。)
- Thank you for your prompt reply.(迅速なご返信ありがとうございます。)
- I’m writing to follow up on…(〜の件でフォローアップのご連絡です。)
- Per our conversation earlier, …(先ほどのご会話の通り、〜)
依頼・お願いするフレーズ
依頼する際は、命令口調にならないよう「Could you」や「Would it be possible to」を活用します。
- Could you please send me the report by Friday?(金曜日までにレポートを送っていただけますか?)
- Would it be possible to reschedule our meeting?(ミーティングの日程変更は可能でしょうか?)
- I would appreciate it if you could…(〜していただければ幸いです。)
- Please let me know if you need any further information.(何かご不明な点があればお知らせください。)
- I’ll need this by end of business today.(本日の営業終了までに必要です。)
メールの締めくくりフレーズ
- Please don’t hesitate to reach out if you have any questions.(ご質問があればお気軽にどうぞ。)
- Looking forward to hearing from you.(ご連絡お待ちしております。)
- Thank you for your time and consideration.(お時間とご検討いただきありがとうございます。)
- Best regards, / Kind regards,(よろしくお願いいたします。)
電話・オンライン通話で使うビジネス英語フレーズ
電話に出る・かけるフレーズ
- This is [name] speaking.([名前]です。)
- May I speak with [name], please?([名前]さんはいらっしゃいますか?)
- I’m calling regarding…(〜の件でお電話しております。)
- Is now a good time to talk?(今お話しいただく時間はありますか?)
オンライン会議特有のフレーズ
- You’re on mute.(ミュートになっていますよ。)
- I think you’re breaking up.(通信が途切れているようです。)
- Can everyone see my screen?(みなさん画面は見えていますか?)
- I’ll post the minutes in Slack after the meeting.(会議後にSlackに議事録を投稿します。)
海外のクライアントとの電話会議では、冒頭に「Is now a good time to talk?」と一言添えるだけで場の雰囲気が良くなります。この一言が相手への配慮を示す大切なフレーズです。
交渉・プレゼンテーションで使うフレーズ
プレゼンの構成フレーズ
- Today, I’d like to talk about…(本日は〜についてお話しします。)
- Let me walk you through the agenda.(アジェンダを説明させてください。)
- Moving on to the next point, …(次のポイントに移ります。)
- To summarize what we’ve covered so far, …(ここまでをまとめると〜)
- Are there any questions at this point?(ここで質問はありますか?)
交渉・合意形成のフレーズ
- I understand your concerns, but…(ご懸念はわかりますが〜)
- What if we tried a different approach?(別のアプローチを試してみてはどうでしょう?)
- Could we find a middle ground?(妥協点を見つけることはできるでしょうか?)
- I think we can work with that.(それで対応できると思います。)
職場の日常会話で使うビジネス英語フレーズ
業務の進捗を共有するフレーズ
- I’m working on it right now.(今取り組んでいます。)
- I’ll have it done by tomorrow morning.(明日の朝までに仕上げます。)
- I’m a bit behind schedule, but I’ll catch up.(少し遅れていますが、追いつきます。)
- Can you take a look at this when you have a moment?(時間がある時に見てもらえますか?)
- I need a second opinion on this.(これについてセカンドオピニオンが欲しいです。)
感謝・お礼のフレーズ
日本語でもそうですが、英語でも感謝の言葉は惜しみなく使うべきです。
- I really appreciate your help on this.(本当に助かりました。ありがとうございます。)
- Thanks for covering for me.(代わってくれてありがとう。)
- I couldn’t have done it without you.(あなたがいなかったらできませんでした。)
- You saved my day!(本当に助かった!)
ビジネス英語を効率よく習得するための学習法
インプット:自分の業界の英語に触れる
ビジネス英語の習得で重要なのは、自分の業界固有の表現に慣れることです。Harvard Business Reviewはビジネス英語の語彙強化に特に効果的です。また、British Council(ブリティッシュ・カウンシル)が提供する無料学習リソースも、ビジネス英語の基礎固めに広く活用されています。
また、英語教育に関する公的な指針については文部科学省の英語教育推進ページでも確認できます。日本の英語教育の方向性を理解することで、何を優先的に学ぶべきかの判断基準になります。
リスニング力の底上げ
会議や電話対応で一番の壁になるのがリスニングです。リスニングが上達しない原因と効果的な練習法については英語リスニングが上達しない人の共通点と効果的な練習法で詳しく解説しています。シャドーイングを3ヶ月続ける練習法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
アウトプット:実際に使う場を作る
オンライン英会話サービス(DMM英会話・Native Camp比較記事)を活用して、週2〜3回のレッスンでロールプレイを取り入れる方法は有効です。おすすめの練習方法は、「その日の業務で使った英語フレーズを夜にメモし、翌日のオンラインレッスンでそのシチュエーションを再現する」というものです。
スピーキングの瞬発力を鍛える
会議でとっさに英語が出てこない場合は、瞬間英作文トレーニングが効果的です。瞬間英作文のやり方完全ガイドでは、英語が口から出るようになる5ステップと3ヶ月の学習ロードマップを公開しています。
フィードバックをもらう重要性
Cambly(キャンブリー)のようなネイティブスピーカーとのレッスンを通じて、定期的にフィードバックをもらうことで、自然な英語表現に矯正していくことができます。
TOEICスコアとビジネス英語の関係
ビジネス英語の実力を客観的に測る指標として、TOEICは依然として多くの企業で重視されています。TOEIC公式サイト(IIBC)によると、ビジネスシーンでの英語運用力を測る試験として設計されており、600点台から800点以上へのスコアアップを目指す方はTOEIC800点を取る勉強法|600点台から半年で目指す学習プランも参考にしてください。一般に、TOEICスコアが伸びる時期と、職場での英語コミュニケーションが改善する時期は重なりやすい傾向があります。
語彙を正確に使うために
ビジネスフレーズの微妙なニュアンスを確認したい時は、Cambridge Dictionary(ケンブリッジ辞典)が特に信頼性の高い情報源です。例文が豊富で、フォーマル・カジュアルの使い分けも確認できます。
英語面接への応用
ビジネス英語フレーズをマスターすると、転職・就活の英語面接にもそのまま活用できます。より詳しい対策は英語面接の対策完全ガイド|よく聞かれる質問と回答例文20選をご覧ください。
よくある質問
Q: アメリカ英語とイギリス英語、どちらを覚えるべきですか?
勤務先や取引先の国・地域に合わせるのが基本です。グローバルな職場環境ではシンプルで明確なアメリカ英語ベースの表現が通じやすい傾向があります。
Q: ビジネス英語の敬語(丁寧表現)はどう使い分けますか?
「Can you…?」より「Could you…?」、「I want…」より「I would like to…」の方が丁寧です。上司や初対面の相手には後者を使う習慣をつけましょう。
Q: 英語が聞き取れない時、何度も聞き返していいですか?
むしろ聞き返すべきです。理解できていないのに理解したふりをする方がビジネス上のリスクが高い。「Sorry, could you repeat that?」は何度使っても失礼にはなりません。
Q: 英語のメールに「お世話になっております」に相当する表現はありますか?
「I hope this email finds you well.」や「Thank you for your continued support.」が近いニュアンスです。英語メールでは継続的なやり取りでは省略される場合も多いです。
Q: ビジネス英語の勉強に役立つアプリはありますか?
LinkedIn Learning、Coursera、Udemy のビジネス英語コースが充実しています。実践的なアウトプット練習にはオンライン英会話サービスを組み合わせるのが効果的です。
※本記事のフレーズ例は一般的なビジネスシーンを想定しています。業界や企業文化によって適切な表現は異なります。
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